これはこれ、あれはあれ

フィルム使って、写真を撮っていた時代がありました。

滅茶苦茶ハマりました。

旧いレンジファインダーカメラが好きで、当然、新品はありませんから、製造されてから数十年を経過した中古品を購入して使っていました。

同じカメラなのですが、個々に状態が全く異なっていますから、使っている感じがまったく違う。これはこれ、あれはあれという風に楽しめました。

みんな違うから面白い。

ここで一つ問題が。

違いも許容される範囲があることをわきまえておかなければなりません。

フィルムが感光しない様にボディは暗箱でなければならないし、シャッターは誤差はあれども指定した速度で動いてくれないと露出が合わないのです。

どんなカメラでも写真を撮る目的が達成できる状態でなければ価値が無いのです。

人間関係も同じだと思います。

いろんな人がいたほうが楽しいです。

ですが、他人を不快にさせる人はお断りです。

あの人はあの人、この人はこの人、違いを認め、その違いを生かすことができる社会は面白いと思います。だからこそ、各々、周りの人に対する気遣いをしてほしいと願っています。