単刀直入
2021年12月14日
単刀直入:遠回しでなく前置きなしに、いきなり本題に入り要点をつくさま。一本の刀を持ち、ただ一人で敵陣に切り込む意から。
失われた十年と言われる不景気の時代を作り出した日本人に欠けていたものは、これではないかと考えています。
お仲間意識が強すぎて、根回しに終始し、少しでも反対意見があると、嫌われたくないから、自己保身に走り、根回しすらやめてしまう。
本題に入ることなく、時間だけが過ぎていってしまい、ずるずると不景気が続き、前向きな考え方ができなくなってしまった。更に時間が過ぎて、閉塞感漂う時代が固定化してしまいました。
閉塞感漂うなかで現状を打破するためには、単刀直入にやることが求められていると思います。
とにかく、人が減っていますから、仲間を探すよりも、さっさと始めてしまったほうが早いです。始めて実績を積めば、勝手に仲間になりたい人が寄ってきます。
さっさと始めると書きましたが、がむしゃらにやる時代ではないと思います。がむしゃらにやっても大資本に真似されて潰されるのが落ちです。
ただ一人で大資本に挑むためには、必要な単刀を手に入れてせっせと磨くことが肝心です。磨いた一振りの技があれば、SNSやYoutubeなどで宣伝活動ができる便利な時代です。
古来に単刀直入という語を作り出した人々が持っていたのが、刀を使いこなす技と敵陣に最初の一歩を踏み出す度胸です。
腹をくくって、目をつぶって、足を一歩前に出してみましょう。