原因を分析する

2022年05月31日

因縁果の道理。


因と縁があって果が生じる。


結果には、必ず、原因がある。


しかし、地球は広く、宇宙はさらに広い。


様々な要因が絡み合ってしまうと、原因がわからないことが多々ある。


気づかないような小さな原因が、回り回って大きな結果を生んでしまうこともある。


原因を細かく探る必要がある結果と、探る必要がない結果がある。


探る必要が無いときに使うと便利な言葉がある。『偶然だね』


この一言で片付く。



探る必要が有るときには、結果を慎重に分析しなけらばならない。


二度と起きてほしくない結果が生じたときは、懸命に原因を知る智慧を働かせる必要がある。


結果が起きる原因を知れば、原因が生じないように行動することもできる、避けることもできる。


大きな事故が発生する前に、小さな事故が30件と危うく事故になるところだったことが300件あるという客観的な検証もある。330回の危機をしっかり分析すれば、大きな事故は発生しないかもしれない。


謙虚に原因を分析しよう。