小慈悲

2022年04月18日

 凡夫の優しさには、欠点が3つあるそうです。

1.平等でない:優しくしてあげている対象がいるとき、優しくしてあげられない対象が存在する。優しくしてもらえなかった対象は、傷つき、恨んだりする。

2.一過性である:次々起こる新しい出来事に心を奪われて、短時間で優しくしてあげられなくなる。優しくしてもらっていた相手は、忘れ去られたことで深く傷つく。

3.間違っている:正しい対処をすることができず、間違えた対処をしてしまい、相手を更に傷つける。


優しくしたつもりが、恨まれてしまう人は、この3つの欠点が如実に表れているのだと思います。

親切をしたのに逆恨みされたとぶつくさいう前に、自分自身の行いがどのような結果をもたらしたのかを直視しなければなりません。

自己満足や自己顕示のほうに関心が向いている人だと判りますから、ぶつくさ言ってくれるのは有難いのですが。

自分でもどのように接するか思案中です。 

係らないなら、徹底して係らないというのも一つの正解だと考えます。これをやると、なぜか周囲の人がしゃしゃり出てきて、血も涙も無いとか、いろいろ悪口にさらされます。


優しくすることは難しい。欠点が3つあると知っておけば、人に対する接し方を工夫するようになるかもしれません。

それだけでも書いておこうと思い、一筆啓上しました。