廃悪修善

2022年06月07日

前の記事で、どんな人でも幸せになれるということについて書きました。

悪いことをした人が幸せになれるのでしょうか?


善因善果・悪因悪果というのが仏教の教えです。


廃悪修善が基本です。

悪いことはしない。

善いことを積んでいく。


これを常日頃行っている人は、知らず知らずに幸せになっていくということのようです。


有名な文章に、

『善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや』

がありますが、


善人とは 『悪いことはしない。善いことを積んでいく。と幸せになれる』を知っているから、そのように行動している人。

悪人とは、『悪いことはしない。善いことを積んでいく。と幸せになれる』を知らないけれども、そのように行動している人。


知っているから作為的に善い行動している人も幸せになれるのだから、全く意識していないにもかかわらず善い行動している人はもっと幸せになれるということなのでしょう。