耐久力
2022年03月08日
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさんという小説家がいました。
①自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。
②何事も初めは難しい、ということわざは、ある意味では真理かもしれないが、より一般的には、何事も初めは容易だ。最後の段階に登ることこそ一番難しく、これに登り得る人間は稀だ、といえる。
③自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる。
④焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる。
とか、割と根性論を展開しています。
大学に入学したものの、病気のため退学という経験があるためか、
成功の要因として、『体力』を挙げることが多いようです。
18世紀という時代に82歳まで生きたのですから、病気を克服した後は、かなり鍛えたのではないでしょうか。フランス革命期には、対フランス戦に従軍していますから、さすがフォン持ち(貴族)です。
面白いことに、ゲーテは『体力』をほんの一握りの恵まれた人のものと定義しています。
定義したあとで、厳しく身を守り、常に耐え抜くことは、弱小の者でもできると持論を展開します。
耐久力は、たいていの場合、目標を達成するに足るものだというのです。
へこたれなければ、何事も成就するという、かなり、根性重視の方なのです。
若い時は恋に飢えてるから悩むものですが、
持久しましょう!
そのうち、なにか、いいことに出会えると思います。
ちなみに筆者の座右の銘は、『やれば、たまにできる!』です。