逆境の時の三業

2022年04月16日

人間は、余裕が無い時に、本質が出てしまいます。

このことを指して、苦しい時は惑(煩悩)が出てしまうと言うそうです。


因と縁が結びついて、果が出るというのが仏教の教えです。

凡人にとって、最大の縁は、知人です

どのような人と付き合うかによって、果が異なってくるのは、付き合っている人が良縁か悪縁かという違いです。

悪縁になってしまう人から遠ざかる必要があります、

ではどうやって見極めるのでしょう。

付き合う人の三業を観察「しましょう。

三業とは?。

身業

口業

意業

です。

その人が

どのようなことをするのか、

何をしゃべるのか、

どんなふうに思うのか、

この3点を観察することで、悪縁から逃れることができるそうです。


逆境にあるときの三業は、余裕がない分、とりつくろうことができず、本質がでてしまいます。

その人が付き合うに値する人かどうかを判断するには絶好のチャンスです。


世の中諸行無常ですから、順境は長続きしません。逆境に入って本質が見えてくるまでは、お試し期間としておいたほうが安全です。