2種類の人

2021年10月26日

この世の中には、2種類の人しかいないそうです。

1.問題を誰かのせいにして、嘆き続ける人。

2.自ら問題を見つけ、解決しようとする人。

1のタイプの人は、理不尽なことがあっても見て見ぬふりをする人。このタイプが世の中の多数派です。不平不満を心の中に常に抱えている状態に陥っています。しかし、不満があっても現状維持を望み、ちょっとした変化をも拒絶する頑なな人になっています。

2のタイプの人は、問題に真摯に向き合う勇気を持っている人。このタイプは少数派であり、長いものに巻かれろ式の人たちから、『組織の調和を乱す』などと理不尽な攻撃をされることもあります。問題を解決するためには、声を上げる勇気のほかに理不尽に対抗するための力を身に付けなければならないという困難な条件が課せられます。

そもそも、一人で複数人に立ち向かうこと自体が困難です。 大組織相手だと、簡単に返り討ちにあって、何もかも無くす可能性もあります。理不尽に立ち向かうための何らかの力は、個人の能力を高めるだけでなく、仲間を集める、資金を集めるなど、影響力を、 点を線に、線を面に、面を立体的に、拡大していくことで得ることができます。

情報発信が容易な時代ですから、こちらが情報発信すると、相手も激しく反撃してきます。中傷が簡単にSNSなどで拡散します。諸行無常の世の中とはいえ、いったん拡散したデマによる弊害は長く残ります。

変化したくない人々にとっては、変化を求める人は敵ですから、デマのほうを信じます。

問題を解決するためには、解決者は、自分自身のメンタルを中傷誹謗でやられないようにしなければなりません。

情報化社会になったことにより、問題を解決しようと試みるためには、誹謗中傷に耐えるために、原始的な心身の鍛錬がより一層欠かせないという皮肉な状況を生まれています。

メンタルケアを疎かにしないようにしましょう。

(仏教に救いを求めた人たちのかなりの数が、職場のパワハラや不正を正そうとして、孤立してしまい、心に痛手を負った人たちだと知ったので、この一文書きました。)