お金

2022年08月13日

お金。


使った後で

浪費してしまった、

出し惜しみしてしまった、

と思ってしまう。


適切に使ったという判断基準が曖昧だから、使うたびに、良かったのか悪かったのか、悩んでしまう。

悩んでしまう人は、正常ですから、心配する必要はないでしょう。

しばしば、悩まない人が出てくる、そう、極端な浪費をする人、極端に倹約する人である。

2代続けて極端な浪費すれば、その家は持たない。

2代続けて極端に倹約すれば、『あそこは、ケチすぎて、商売してもこちらが損するだけ。』と取引先から敬遠され、商売が細くなってしまい、お金を積んでおくだけという状態になる。お金を死蔵しているもったいない状況になる。

極端な節約をしている家で育つと、浪費する人が出てきやすい。

極端な浪費をする家で育つと、極端な倹約をする人が出てくる。

家の在り方に精神的な圧迫感を感じて育った人は、反動で、親の反対をやるようになる。


『本願(現世で自分が何のために生きているか)が明確になっていると、判断基準が明確になる。』


消費活動にメリハリをつけることができるようになる。

使うべき時には惜しまず出費し、本願ではないことには無駄な出費をしない。

必要でないことには出費しない。


本願が明確になっていなくても、自分自身で判断基準を設けておけば、悩みは少なくなると思う。


行事の中身で分ける。

お祝い事には、お金をかける。

通常の生活を営なむためには、質を高めることにお金を使い、それ以外は、節約に努める。

最低限でよいものには、必要十分であれば良いと割り切って、見栄を張らない。


使う期間で分けるというのもよい基準だと思う。

長く使うものは、一級品を買う。

短期間で使い倒すものだが、頻繁に使うもの、一級品を買う。

短期間で消耗してしまうもの、標準品を買う。

その場で使って捨ててしまうもの、必要最低限要件を満たせばよいと割り切る。