お金
お金。
使った後で
浪費してしまった、
出し惜しみしてしまった、
と思ってしまう。
適切に使ったという判断基準が曖昧だから、使うたびに、良かったのか悪かったのか、悩んでしまう。
悩んでしまう人は、正常ですから、心配する必要はないでしょう。
しばしば、悩まない人が出てくる、そう、極端な浪費をする人、極端に倹約する人である。
2代続けて極端な浪費すれば、その家は持たない。
2代続けて極端に倹約すれば、『あそこは、ケチすぎて、商売してもこちらが損するだけ。』と取引先から敬遠され、商売が細くなってしまい、お金を積んでおくだけという状態になる。お金を死蔵しているもったいない状況になる。
極端な節約をしている家で育つと、浪費する人が出てきやすい。
極端な浪費をする家で育つと、極端な倹約をする人が出てくる。
家の在り方に精神的な圧迫感を感じて育った人は、反動で、親の反対をやるようになる。
『本願(現世で自分が何のために生きているか)が明確になっていると、判断基準が明確になる。』
消費活動にメリハリをつけることができるようになる。
使うべき時には惜しまず出費し、本願ではないことには無駄な出費をしない。
必要でないことには出費しない。
本願が明確になっていなくても、自分自身で判断基準を設けておけば、悩みは少なくなると思う。
行事の中身で分ける。
お祝い事には、お金をかける。
通常の生活を営なむためには、質を高めることにお金を使い、それ以外は、節約に努める。
最低限でよいものには、必要十分であれば良いと割り切って、見栄を張らない。
使う期間で分けるというのもよい基準だと思う。
長く使うものは、一級品を買う。
短期間で使い倒すものだが、頻繁に使うもの、一級品を買う。
短期間で消耗してしまうもの、標準品を買う。
その場で使って捨ててしまうもの、必要最低限要件を満たせばよいと割り切る。