修養
2025年04月10日
安岡正篤氏
修養というものは、寧ろその人の持っている性格の欠陥をそのまま美化し善化すること、欠陥を長所にすることであります。 短所をそのままに長所にすることが修養の妙味であります。人物を養わぬというと折角の長所もそのまま短所になってしまう。修養しない、人物を練らないというと、例えば目鼻立よく生んで貰ったら、その目鼻立がその人間の罪悪になり、その人間の短所になる。逆に人物を修めると、目鼻立が悪いと欠陥がそのままによくなる、これが本当の創造であり、翼賛であります。
自分で自分を練っていかないと、せっかくの長所が短所になってしまう。
確かに、長所が原因で、身代を持ち崩す人は多い。
短所を長所にすることは、創造。
奇跡ではないか?
不細工男が自分を練って持てるようになるか?
練ったとしても万人向けはしないと思う。
が、意中の人の心さえ掴めれば、あと何が必要だろう?
一発やってみましょう。