和して同ぜず

2022年06月01日

Harmonize but not agree!

君子は誰とでも調和するものだが、道理や信念を忘れてまで人に合わせるようなことは決してしないということ。 

集団で行動するとき、勢いで道理に背いた行動をしてしまうことがある。

世の中は、善因善果・悪因悪果・自因自果という原理原則が働いているところである。

些細な事がとんでもない結果を招き寄せることは、世の中には多々ある。

後悔先に立たずともいう。


集団で行動するときは、集団で行った些細なことが原因で後々大きな災難が自らに降りかかってくることがあることを前提に、自らの行動を律したほうが良い。

集団の構成員が、皆、金太郎飴のように、均質化してしまうと、行動に歯止めが利かなくなる。

和するべきだが、同じになってはいけない。誰もが、集団の行動の行き過ぎを是正できる立場にあるべきだ。

よって、集団の構成員の個性は、尊重しなければならない。集団の目的の実現に協力しあえる関係が構築できれば、等質化・均質化を求める必要はまったくない。


目的の達成よりも、居心地の良さを求めて等質化・均質化に熱心になる輩は、排除したほうが良い。