役割分担

2022年07月16日

植物で考えてみましょう。

根は、地中でその植物を支えます。そして、地中の水やミネラルを集めます。

幹や茎は、地上の植物を支えるとともに、根が集めた水やミネラルを葉に送り込みます。

葉は、水やミネラルを使い、光合成をおこない、植物に栄養を供給します。

花は、種を作って、次の植物を生み出します。


どれが欠けても、植物は存在しなくなります。


誰しも得手不得手がありますから、何かを成すとき、参加者が役割を分担できるほうが、成功する可能性が高まります。


一人でなすことに意味があることもありますが、それは稀です。

世の中は、複数人が集まって作業を分担したほうが良いことが、大半です。


複数人が集まることができるならば、複数人でさっさと片付けてしまいたいです。



複数で作業する場合、

どのような役割があり、なぜその役割が必要なのか、だれがどの役割を担当するのか、あらかじめ共通認識をもってから作業すると良いのですが、事前確認が疎かになっていることが多々あります。

複数で片付けてしまったほうがよいことが、複数でやるがゆえに、いざこざを産んでしまう。本末転倒ですね。


事前に作業の工程を確認することを『段取り』といいます。 


面倒を避けるために、事前の段取りを大切にしましょう。


皆、コロナ禍でイライラしていますから、些細な躓きがストレスの爆発のきっかけにならないように、慎重な段取りを作りましょう。