御布施

2021年11月30日

御布施と聞くと、法事などで、お坊さんにお渡しする謝礼の 思い浮かべる人が大半だと思います。


仏教の教えの中で、御布施は重要な位置を占めています。

『慈悲の心をもって他人に財物などを施す』 ことが御布施の本質的な意義です。

智慧や財力がなくても、見返りを求めることなく善行を行うことで、よい運を授かり、幸福がもたらされると教えられました。

眼施:やさしい目指しで人と接する。

和顔施:やさしい微笑みをもって人に接する。

愛請施:思いやりを持った言葉で人に接する。

身施:身をもって思いやりを示す。

心施:心を込めて思いやりを示す。

床座施:人に場所や席を譲る。

房舎施:人に宿泊や休憩の場所を快く提供する。

この7つの施しを無財の七施といいます。

日々の生活の中で、実践できる修行です。

ちょっとやってみませんか?