確率
『常に100%成功するということはあり得ない。自分が置かれている状況を観察して、複数の選択肢から、より成功確率が高い方法を選ぶ。困難な状況では、最も簡単な方法を選んで、大崩れしないようにする。』のだそうだ。
確かに、GolfやBowlingやSailingをPlayしている際に、上手な人を見ていると、自分が確実にできることを淡々とやっている。うまくいかなかったら、それが大きな失敗につながらないように、きちんと手当てする。挽回するために無理・無謀なことはやらない。ここで大崩れしなければ、別の機会に取り戻せるという計算が上手な人の頭の中で働いている。危機回避能力が高いと言ったほうが良いのか。
基本動作の再現性を高めること、選択肢を増やすこと、の2点は重要。確実にできることがあると、状況をじっくり観察することができると思う。もっとも、技術があっても、状況に合わない方法を選ぶと、求めている結果が出ない。また、技術があって選択方法が正しくても、状況を誤って判断していると、求めている結果が出ない。失敗しながら経験を積んで、成功する確率を高めていくことになるのだろう。
動揺しているときに選択すると無謀なことをやりがちである。『 状況を正確に観察できなかった・誤った判断をした』ことにならないためには、気持ちを安定させることが大事だろう。最後は、やっぱりメンタルに行き着く。興奮しているな・落ち込んでいるなと自分自身の状況を声に出して確認するだけでも気持ちが安定する(高値安定・底値安定かもしれないが)そうだ。自分を客観視することで安定させるのだろう。体に身についた基本動作を繰り返しするのも、気持ちを安定させるのに役立つそうだ。俺は俺だと自分を認識することで自分を取り戻すのか。
成功にたどり着くには、危機回避能力が高くする必要あり。危機回避能力は、危機を回避するために、より確実にできることを選択し・着実に実行する能力。何が確実にできるかは、確率で判断するのが良い。
反復継続して、検証回数を多くした結果から計算された確率は、自分のメンタルの安定につながる。単純作業をおろそかにすべからずですね。