正直であることのメリット

2021年10月12日

『自分に他人の誠実さと不誠実がわかるように、他人にも自分の誠実さや不誠実さがわかる。』

言葉と行動が一致している、すなわち『正直である』ということは、他人にとって安心できる要因である。

何事も、正直な人に、任せたい、頼みたいと思うのは、人間の素直な気持ちである。

正直であるという評判を得ると、苦労することなく、人一倍物を売ることができるようになる。

石田梅岩先生いわく『真の商人は、先方も立ち行き、自分も立ち行くことを思う』と説く。

嘘をつく人に共感するのは、嘘をつく人である。

正直な人に共感するのは、正直な人である。

騙し合いの世界に身を置くか、助け合いの世界に身を置くか、あぶく銭に溺れるか、金に困ることがない平穏な生活を送るか、それは人の勝手。自分で選択すればよい。

正直者が馬鹿を見るという世界に身を置いている人が多い。そのような騙し合いの世界のウィナーズサークルと呼ばれる場所に身を置いたとしても、それは一瞬。

正直者が報われるという価値観に基づいて結成されたサークルは柔軟で打たれ強く長持ちする。

一瞬よりも永続を求めるならば、正直であることが求められる。