誓願
2022年01月05日
誓願:仏や菩薩が一切衆生を救おうとして立て、必ず成し遂げようと定めた誓い。
仏教の教えは、未来に憂いを感じて、今を疎かにする勿れです。今を生きよと教えます。
人間の脳は、未来のことを常に考えています。
人間の体は、今しか生きることができません。
脳が考えている時間と体が機能している時間がずれているのです。それゆえ、未来に憂いを感じてしまうと体が動かなくなります。
未来は不明ですから、現状が疎かだと、不安だけが増幅してしまいます。
誓願があればどうなるのでしょうか。
達成したい目標があります。
達成するための段取りを明確にすることで、今何をやるかが見えてきます。
憂いなく今を生きるためには、誓願があるかないかというのは非常に重要な点です。
繰り返しになりますが、
①どう生きるのかという目標があり、
②それを実現しようとする覚悟があり、
③今やることを、確実に実行していく、
この3点が、今を生きるために必要な要素でしょう。
目標・覚悟・実践
頭の根底に刻み込んでおきたいですね。