選択肢

2022年04月05日

何かをするとき、常に方法は無限にある。

予算・時間・人手などの制約によって、方法は限定されてくる。

それでも、選択肢は複数ある。


どの方法を選択するかは、その人の自由である。

どの方法を選択しても、結果を出すことができれば大成功である。


この世の中には、一つの方法しかないと信じ切っている人がいる。

条件反射的に、一つの方法だけを選ぶように、脳みその構造が凝り固まっている。

この手の人は、自分だけでなく、他の人にも強制してくる。

何も考えていないから、お気楽である。

当然、結果は出てこない。それを社会や他人のせいにするのが特徴である。



この手の人は、なんにでもしゃしゃり出てくる。


何かを成功させたいと願うならば、この手の人と一緒にやらないという選択肢を選ぶ必要がある。

しかし、世の中はそううまくいかない。

組織に属している限り、一緒にやらなければならないことは多々ある。

そういう時は、見栄えはするが実害が無い役割を与えて、虚栄心を満たしてやるという方法を選択するのが良いと思う。


複数の選択肢を選ぶことができるにもかかわらず、選択肢が限定されてしまうのは、もったいないのだが。


『馬鹿とはさみは使いよう』という昔の格言のありがたみを感じる。